外壁塗装の見積もりで「100万円」という金額を提示されたとき、「高すぎるのでは?」「それとも適正?」と不安に感じる方は多いのではないでしょうか。とくに初めての外壁塗装では、何を基準に判断すればよいのかわからず、業者の言いなりになってしまうこともあります。しかし、外壁塗装は安い買い物ではありません。だからこそ、金額の妥当性を見極めることがとても大切です。この記事では、「100万円という見積もりは本当に妥当なのか?」をわかりやすく解説し、失敗しないためのチェックポイントをご紹介します。
1:外壁塗装100万円は高い?安い?相場を知ることが第一歩
外壁塗装の価格は、建物の大きさや使用する塗料、業者の技術力によって変わります。そのため、「100万円」という価格が高いとも安いとも一概には言えません。まずは一般的な相場を知ることが大切です。
一般的な相場とは?
一般的な2階建て住宅の場合、外壁塗装の相場は80万円~130万円程度が一般的です。この金額には足場代、洗浄、下地処理、塗料代、施工費などすべてが含まれています。つまり、100万円という価格はこの範囲内に収まっており、決して特別高すぎるというわけではありません。
(※あくまで目安です 塗装内容によって大きく価格が変動します。)
相場の幅がある理由
外壁塗装の価格に差が出るのは、以下のような要因があるからです。
・使用する塗料の種類(シリコン、フッ素、無機など)
・建物の形状や劣化の程度
・塗装する面積
・下地処理や補修の有無
・業者の人件費や経営方針
たとえば、耐久性の高い「無機塗料」や「フッ素塗料」を使用すれば、材料費が高くなるため見積もり額も高くなります。一方で、安価な塗料を使えば全体の費用は抑えられますが、塗装の持ちが短くなることもあるので注意が必要です。
「安さ」だけで選ぶと失敗することも
「近所の業者が80万円でやってくれると言っていた」としても、それが必ずしも良いとは限りません。安すぎる見積もりには、何かが省かれている可能性があります。
たとえば、下地処理を省略したり、塗料を薄く塗ったりしてしまうケースもあるのです。結果として、数年で塗装が剥がれ、再塗装が必要になると結局は高くついてしまうこともあります。
そのため、「100万円」という見積もりが出た場合も、まずは相場と照らし合わせて妥当かどうかを冷静に判断することが大切です。
2:見積もりを見るときのチェックポイント5選
外壁塗装の見積もりを受け取ったら、単に総額だけを見るのではなく、中身をしっかり確認することが重要です。ここでは、失敗しないために押さえておきたい見積もりチェックポイントを5つご紹介します。
1. 総額ではなく「内訳」が明記されているか?
見積もりの中で最も重要なのは、各項目の金額が細かく分かれているかどうかです。たとえば、「塗装一式 100万円」とだけ書かれている場合、何にいくらかかっているのかが分かりません。このようなざっくりとした見積もりは要注意です。
・足場設置費用
・高圧洗浄費用
・下地処理・補修費
・使用する塗料の種類と数量
・人件費
などが明確に記載されているかを確認しましょう。
内訳がしっかり書かれている見積もりは、業者の誠実さのあらわれともいえます。
2. 使用する塗料の種類とグレードは適切か?
塗料にはさまざまな種類がありますが、一般的に「シリコン」→「ラジカル」→「フッ素」→「無機」の順で価格も耐久性も高くなります。見積書に書かれている塗料の名前を確認し、自宅の状況や希望の耐用年数に合ったものかをチェックしましょう。
また、塗料のメーカー名や商品名まで記載されていると信頼性が高いです。
3. 塗布回数は「3回塗り」になっているか?
外壁塗装では、下塗り・中塗り・上塗りの3回塗りが基本です。見積もりに「塗布2回」などと書かれている場合は注意が必要です。
仕上がりや耐久性に大きく差が出るため、必ず「3回塗り」と記載されているかを確認しましょう。
4. 保証内容は記載されているか?
見積書や別紙に、<工事後の保証期間や内容が明記されているかも重要なポイント/span>です。「どのくらいの年数保証されるのか」「どんなトラブルが保証対象になるのか」を確認しておくことで、あとからトラブルになりにくくなります。
保証がない、もしくは口頭だけでの説明しかない場合は注意しましょう。
5. 付帯工事やその他の項目に過不足はないか?
外壁塗装と一緒に、雨樋・軒天・破風板などの付帯部の塗装も含まれているかを確認しましょう。逆に、不要なオプションや不明瞭な項目が追加されていないかもチェックが必要です。
「見積もりに書かれている内容が、本当に必要な工事か?」という視点で見ることが、余計な出費を防ぐコツです。
3:悪徳業者を見分けるポイントと注意すべきサイン
外壁塗装は専門的な知識が必要なため、業者の言うことをそのまま信じてしまいがちです。しかし、中には不当に高額な請求をする悪徳業者も存在します。
大切なお金を無駄にしないためにも、怪しい業者の特徴を知っておくことが大切です。
急いで契約を迫る業者には要注意
「今日決めてくれたら半額にします」「今だけのキャンペーンです」といったセールストークで、契約を急がせる業者には注意が必要です。施主に考える時間を与えないことで、冷静な判断をさせないのが目的です。
外壁塗装は数十万円から100万円以上する高額な工事です。その場で即決する必要はまったくありません。家族でじっくり話し合ってから決めましょう。
見積もりが極端に安い場合は疑いましょう
「うちは他社よりも30万円安くやります!」といった極端な安さを売りにする業者もいます。しかし、あまりにも安すぎる見積もりには、手抜き工事のリスクが伴います。
たとえば、
塗料の質を下げる
塗布回数を減らす
下地処理を省略する
などの手抜きが行われる可能性があります。
後になって不具合が出てしまい、結局高い修繕費がかかるということにもなりかねません。
名刺や会社情報を出さない・曖昧にする
名刺を出さなかったり、会社の住所や電話番号を明確にしない業者にも注意が必要です。信頼できる業者であれば、会社の所在地・代表者・電話番号・ホームページなどをきちんと開示しています。
また、「うちは下請けなんで…」と説明を避けたり、「施工後に書面を渡します」と言う業者も避けましょう。事前に契約書や保証書を提示しないのは大きなリスクです。
資格や実績が曖昧な業者
一級塗装技能士や建設業許可など、資格を持った職人が在籍しているかどうかも確認ポイントです。また、過去の施工事例や口コミなどを事前に調べることも大切です。
信頼できる業者は、実績や施工例を堂々と見せてくれるはずです。
4:信頼できる業者を見つけるための比較ポイント
外壁塗装は頻繁に行う工事ではないため、信頼できる業者をどう選べばよいか迷ってしまいますよね。ここでは、安心して任せられる塗装業者を見つけるための比較ポイントをご紹介します。1社だけで決めるのではなく、複数の業者を比較することが成功への第一歩です。
1. 複数の見積もりを取り比較する
信頼できる業者を見極めるには、最低でも2~3社の見積もりを取って比較することが基本です。それにより、「相場」や「適正なサービス内容」が見えてきます。
同じ条件で依頼したにもかかわらず、見積もり金額に大きな差がある場合は、内訳や作業内容を詳しく確認しましょう。高すぎる業者も不安ですが、極端に安すぎる業者も要注意です。
2. 丁寧な現地調査をしてくれるか
優良業者は、事前の現地調査を丁寧に行い、家の状況をしっかり確認してくれます。
たとえば、外壁のひび割れや汚れ、劣化具合を見て、どのような塗装が必要かを判断してくれます。
逆に、調査もせずにすぐ見積もりを出す業者は要注意。実際の状況を見ずに正確な見積もりは出せません。
3. 説明がわかりやすく、質問にも丁寧に答えてくれるか
良い業者は、専門用語を使わずに、やさしい言葉で丁寧に説明してくれます。また、どんな質問にも誠実に答えてくれる業者は信頼できます。
たとえば、
「なぜこの塗料を選んだのか?」
「どれくらいの耐用年数があるのか?」
「工事期間はどれくらいかかるのか?」
といった疑問に、わかりやすく答えてくれるかが判断のポイントです。
4. アフターフォローや保証内容が明確
信頼できる業者は、工事が終わったあとも対応してくれる体制が整っています。保証期間や内容が契約書に明記されているか確認しましょう。
さらに、「定期点検をしてくれる」「何かあればすぐに駆けつけてくれる」といったアフターサービスがあると安心です。
5. 地元での実績や口コミ評価
地元で長く営業している業者は、それだけで信頼の証になります。ご近所や知人に「ここにお願いしたらよかったよ」と紹介された業者があれば、候補に入れてみましょう。
また、インターネットの口コミやレビューサイトも参考になります。悪い評価が多い業者は避けた方が無難です。
5:外壁塗装の費用を抑えるためにできる工夫とは?
外壁塗装は高額な出費になるため、少しでも費用を抑えたいというのが本音ではないでしょうか。ただし、安くすることばかりにとらわれてしまうと、品質や耐久性を犠牲にしてしまう恐れもあります。
ここでは、品質を落とさずに賢く費用を抑えるためのポイントを紹介します。
1. 相見積もりを取って適正価格を知る
先ほども触れましたが、複数の業者から見積もりを取る「相見積もり」は、費用を抑えるための基本中の基本です。価格やサービス内容を比較することで、無駄な出費を防ぐことができます。
また、業者によっては「他社より高ければご相談ください」といった値引き交渉に応じてくれる場合もあるので、価格交渉の材料としても有効です。
2. キャンペーンやオフシーズンを狙う
塗装業者によっては、季節限定のキャンペーンや紹介割引などを実施していることがあります。特に夏や冬の閑散期には、通常よりも割安で施工してもらえるケースもあります。
また、友人や親戚の紹介による割引が適用されることもあるので、知人に過去の経験を聞いてみるのもおすすめです。
3. 必要な工事と不要な工事を見極める
業者からの見積もりには、ときどき不要なオプション工事が含まれていることがあります。たとえば、「今回は屋根塗装も一緒にどうですか?」とすすめられることもありますが、屋根の状態が良好であれば急いで行う必要はないかもしれません。
逆に、やるべき工事を省くのは本末転倒ですが、必要性の低い追加工事は省くことでコストを削減できます。
4. 塗料のグレードを見直す
高級な塗料ほど耐久性は高いですが、その分価格も上がります。例えば、15~20年もつ「無機塗料」は優れた選択肢ですが、「10年もてば十分」という方は中間グレードの「シリコン塗料」でも十分です。
ライフプランや予算に合わせて、過剰な性能を求めないことも費用を抑えるポイントです。
5. 自治体の補助金制度を活用する
自治体によっては、外壁塗装に使える補助金や助成金を出しているところがあります。例えば、省エネ性能の高い塗料を使った場合に補助が出るケースなどです。
まずはお住まいの自治体のホームページで「住宅リフォーム助成」などを確認してみましょう。申請には条件や期限があるため、早めの確認が重要です。
まとめ:外壁塗装の見積もりは「金額」よりも「中身」をしっかり見ることが大切
外壁塗装の見積もりで「100万円」と聞くと、つい高いのでは?と不安になる方も多いかもしれません。しかし、この記事でご紹介したように、100万円という金額は一般住宅であれば相場の範囲内です。大切なのは、金額だけを見て判断するのではなく、見積もりの内訳や塗料の種類、工事内容が適正であるかを確認することです。
また、悪徳業者の見分け方や信頼できる業者を選ぶためのポイントを押さえておくことで、安心して外壁塗装を任せることができます。特に契約を急かしてくる業者や、あまりにも安すぎる見積もりを出す業者には注意が必要です。冷静に、複数の見積もりを比較しながら判断しましょう。
さらに、費用を少しでも抑えるためには、
相見積もりの活用
オフシーズンの工事
自治体の補助金の活用
塗料のグレード見直し
など、無理のない工夫を取り入れることが効果的です。
外壁塗装は、お住まいを長持ちさせるために欠かせないメンテナンスです。決して安い買い物ではありませんが、しっかりと準備し、信頼できる業者に依頼することで、納得のいく仕上がりと安心が得られます。
ぜひこの記事を参考にして、納得のいく外壁塗装工事を進めてくださいね。
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