外壁塗装を検討するとき、外壁や屋根ばかりに目が向きがちですが、
見落とされやすい重要な部位が 「破風板（はふいた）」 です。
破風板は屋根の端に取り付けられ、雨風から建物を守る役割を担っています。
ここが劣化したまま外壁塗装をしてしまうと、見た目だけでなく耐久性にも悪影響が出ることがあります。
この記事では、外壁塗装前に必ず確認したい破風板のチェックポイントを解説します。
■ 破風板とは？役割を簡単に解説
破風板は、屋根の妻側（横から見たときの三角部分）に取り付けられている板です。
破風板の主な役割
-
- 雨風の吹き込みを防ぐ
- 屋根下地を保護する
- 雨樋を支える
- 外観を引き締める
常に紫外線・雨風にさらされるため、外壁より先に劣化しやすい部位でもあります。
■ 破風板の劣化を見逃さないチェックポイント
以下の項目に当てはまる場合、補修や塗装が必要なサインです。
▼ 劣化サイン一覧
| チェック項目 | 状態 | 注意度 |
|---|---|---|
| 色あせ | 白っぽくなりツヤがない | ★ |
| 塗膜の剥がれ | 表面がめくれている | ★★ |
| ひび割れ | 表面に細かい割れ | ★★ |
| 反り・浮き | 板が波打っている | ★★★ |
| 腐食・ボロボロ | 指で押すと柔らかい | ★★★ |
★が多いほど早めの対処が必要です。
■ 破風板が劣化する主な原因
✔ 紫外線・雨風
屋根の端にあるため、直射日光と風雨を最も受けやすい部分です。
✔ 素材による影響
木製破風板は吸水しやすく、塗膜が切れると急速に腐食が進みます。
✔ 雨樋の不具合
雨樋から水があふれると、破風板に集中して水がかかり劣化が進行します。
✔ メンテナンス不足
新築から10年以上ノーメンテナンスの場合、劣化が一気に進むことも。
■ 外壁塗装前に破風板を点検すべき理由
❗ 劣化したまま塗装すると長持ちしない
腐食や反りがある状態で塗装しても、すぐに剥がれてしまいます。
❗ 塗装後に補修すると追加費用が発生
外壁塗装後に破風板補修が必要になると、足場の再設置が必要になるケースも。
❗ 外観のバランスが崩れる
外壁だけ綺麗でも、破風板が劣化していると全体が古く見えます。
■ 破風板の補修・メンテナンス方法
劣化の程度によって対処方法が変わります。
▼ 状態別の対応目安
軽度（色あせ・軽い剥がれ）
→ ケレン＋下塗り＋上塗りで塗装対応
中度（ひび・反り）
→ 部分補修・パテ処理＋塗装
重度（腐食・穴あき）
→ 破風板の交換が必要
■ 自分でできる簡単チェック方法
色が白く抜けていないか
板が波打っていないか
釘や金具が浮いていないか
雨樋まわりにシミがないか
双眼鏡やスマホのズームを使うと確認しやすくなります。
■ まとめ：破風板チェックは外壁塗装成功のカギ
破風板は目立たない部分ですが、
劣化を放置すると雨漏りや外壁内部の傷みにつながる重要な部位です。
外壁塗装前に、
色あせ
剥がれ
反り・腐食
をしっかり確認し、必要に応じて補修・交換を行うことで、
塗装工事の品質と耐久性が大きく向上します。
ペイントホームズ稲城店では、外壁塗装前の破風板点検・補修まで一括対応しています。
気になる方は、お気軽にご相談ください。
稲城市を中心に、 屋根塗装、外壁塗装、防水工事、室内塗装を行っています！
「そろそろ塗装が必要かな？」と感じたら、 お気軽にご相談ください。
無料のお見積り、劣化診断、カラーシミュレーションもご提供中！
戸建て住宅だけでなく、工場やアパート、店舗など、
さまざまな場所の塗装にも対応しています。
お問い合わせは、
HPや電話【050-5530-6119】からお気軽にどうぞ！
お待ちしています！
稲城市の外壁塗装・屋根塗装はこちら
